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フリーランスデザイナーになるには?仕事はどうやって受けるの?

2019年3月17日

フリーランスという働き方

フリーランスとは特定の会社や組織に入らず、個人事業主として仕事をするという働き方です。
デザイナーやエンジニア、ライターや小説家、ディレクターやカメラマンなど、様々な職業でフリーランスという働き方は浸透してきています。

スケジュールや費用をある程度自分で設定できるため、ブラック企業問題などもあり、フリーランスという生き方を選択する人は年々増えてきています。

ではどうすればフリーランスとして生きていけるのでしょうか?仕事はどうやって探せばいいのか?年収は?結局忙しいの?暇なの?
気になるフリーランス事情についてまとめてみました。

未経験のフリーランス、仕事を探すならクラウドソージング


フリーランスにとって一番の問題は「どうやって稼ぐのか」ということです。
まずは仕事を得なければなりません。
仕事を得るための人脈やコネもないし、営業するのも気後れする、、、という人はクラウドソージングが良いでしょう。

まずは低単価で簡単な案件から始める

未経験でデザイナーになったら、まずは低単価なものからコツコツやっていきましょう。特にバナーや画像の加工などがおすすめです。
ガツンと稼ぎたい気持ちはわかりますが、未経験から大規模な案件に関わるのはハイリスクです。まずはやり取りや流れを把握するためにも小さめの案件から初めて、評価を高めていきましょう。

じゃあどこのクラウドソージングがいいのか?

フリーランスという働き方が浸透し始めてから、クラウドソージングもずいぶんと増えてきました。昔はクラウドワークスやランサーズが主流でしたが、今ではそのほかにもいくつかのサービスが出てきています。

特徴も含めて紹介していきます。

圧倒的な案件の多さ!クラウドワークス!


クラウドソージング大手の一つです。初期のほうからあり、案件の数・単価も多種多様です。自分の力にあった案件を探すことができます。
バナーなどの案件を探して始めてみましょう。

評判をみてみると、単価が低いということと、悪質なクライアントが多いというコメントが多くみられますね。個人的な意見を言えば、単価が低いのは最初のうちは気にしないことです。
実績を積み重ねて自分の市場価値が高まれば、自然と単価は上がっていきます。はじめのうちは実績を作ることに集中しましょう。慣れてきてから高単価な案件の多いものを選べば良いのです。
問題は悪質なクライアントが多いという点です。
悪質なクライアントとは、連絡が途絶える・報酬が支払われないクライアントのことです。いくら単価が低くても報酬が支払われないのはもはや詐欺です。
案件を受ける前に、クライアントについてできる限り調べて、信頼できる案件を選ぶよう心がけましょう。単価が支払われなかった場合運営側に訴えるのも一つの手です。

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こちらも大手!ランサーズ

こちらもクラウドソージングとしては有名なサービス。ランサーズとどちらがいいの?という質問をよく見かけます。案件の数で言えばあまり大差がないイメージです。
どちらを利用すればいいのかわからないという人は、ひとまずどちらも登録してみましょう。
ランサーズもクラウドワークスと同じく、単価が低い、悪質なクライアントが多いという口コミが目立ちます。こちらもはじめのうちは単価については気にしないようにしましょう。実績を作ることが重要です。

「このデザイナーは今までこんなことをやってきたんだ」「こういうことができる人なんだ」と周りの人に感じてもらえるようになるのが大切です。

悪質なクライアントに気をつけて、しっかり実績を積んでいきましょう。

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慣れてきたら高単価が揃うサービスへ!Workship


ある程度慣れてきたら高単価な案件が揃うサービスに移行するのも手です。こういったサービスは大抵運営会社のサポートが手厚いので、悪質なクライアントに悩まされるということもなくなってきます。
また個人の力量や、働き方に合わせた案件を消化してくれることも多く、自分で案件を探し、クライアントを見極める手間も省けます。

高単価でサポートも手厚い!レバテック


高単価案件の揃うサービスとしては有名なところですね。エンジニアやデザイナー向けのサービスです。サポートしては勉強会などがあるようです。
外との交流が減りがちなフリーランサーにとってはありがたいことです。とくにWeb業界の流行りは非常に流れが早いですからね。勉強会でトレンドを知ることができるというのも大きなメリットです。

ディレクターがついてくれる!?チームワーカーズ


私が最近気になっているサービスがこちらのチームワーカーズ。
サイト運用特化型のサービスです。最低3ヶ月からの契約で、収入が不安定になりやすいフリーランスにとっては有難いサービスです。
またさらにクライアントとワーカーの間にディレクターが立ってくれます。案件を自分一人で進めるのが不安なデザイナーにとってはとても安心感がありますね。

【TEAMWORKERS – チームワーカーズ – 】

何よりも大切なのは、しっかりと案件をこなして実績を作っていくこと

仕事を得るために大事なことは、実績を作っていくことです。
クライアントは私たちの実績をみて「今までどんなものを作ってきたのか」「どういうスキルがあるか」「何を任せられるか」を判断します。
自分が頼む側に立ってみるとわかりやすいです。高いお金を払ってお願いするんだから、どういう人か知っておきたいですよね。

ですから実績ができたら積極的にポートフォリオにアップしてアピールしていきましょう。

クラウドソージングを使わずに仕事を得るなら?


「じゃあクラウドソージングに登録する以外で、フリーランスになる方法はないの?」
そんなことはありません。人脈を作ることで、自然と仕事が入ることもあります。

友達から仕事をもらう

知り合いのデザイナーやエンジニアを見ていると、このパターンで副業している人が一番多いですね。
社会人サークルや、昔からの友達などが店を開いたり、開業したしすると名刺などのデザインを頼まれるなんてことは珍しくありません。

また、Web広告運用をしている知人ができるとバナーなどの依頼がきたりもします。
身の回りにそういった仕事をしている友達がいないか振り返ってみましょう。
もしいたら、自分がデザイナーであることをさりげなく知らせるのもいいかもしれません。

前職の知り合いから仕事をもらう

友達からの紹介以外にもしばしばみられるのが、前職での付き合いで仕事を受ける場合です。
前職でデザイン会社や広告会社に勤めていた場合、自分が外注として仕事をうける、ということも十分にあり得ます。
もしもこれから会社を退職してフリーランスへの道を考えている人は、退職時にアピールしておくと仕事が入ってくるかもしれません。
今までに仕事の付き合いをしていた人であれば、お互い進め方や容量や実力も把握できていますから非常にやりやすいですね。

SNSを利用して人脈を広げる

Twitterなどで作成した作品を披露して、アピールするのも一つの手です。自分の作品を積極的にアピールしていきましょう。デザイナー同士の繋がりから仕事を受けられることもあります。
またSNSでは最新の情報をつぶやいているアカウントもたくさんあるので、利用しない手はないでしょう。

結局フリーランスって稼げるの?


最終的にはイエスです。デザイナーで職務経験がある人は要領さえ掴んでしまえば、ある程度安定して稼いでいくことができるでしょう。どれだけ自分でスケジュールを管理できるか、というところが肝になってくるでしょう。

ただ、独学からフリーランスになった人は、稼げるようになるまでは少し時間がかかるかもしれません。小さな案件からコツコツと実績を積むことが重要になってきます。
いきなり高単価の案件を受注するのはハイリスクです。焦らず少しずつやっていきましょう。デザイン会社に就職しても最初のうちは小さなバナーや保守作業のようなものをやって下積みをするものです。
自分自身で下積み時代を作る、と考えれば良いでしょう。

フリーランスはスキルに比例する

個人的にはこれに限ると思っています。デザインスキルが高ければ、よっぽどのことがなければ暮らしていけないということはないでしょう。
ただ、スキルが高ければ高いほど、仕事はどんどん入って忙しくなってきます。大型の案件も増えてくるでしょう。そうなった時に私生活とのバランスをどうやってとっていくかということも重要です。

フリーランスになる前に、ある程度自分の指針のようなものを立てておいた方がいいかもしれませんね。

まとめ

いかがでしょうか。独学からフリーランスを考えている方は小さい案件から慣れて、少しずつ大きな案件へ。すでにデザイナーとしてある程度経験のある方は高単価の案件を扱うサービスを利用するのがいいでしょう。
ブラックなデザイン会社に比べれば、高単価案件を回せるようなデザイナーはフリーランスの方が稼げます。しかし、稼ごうとすればするほど忙しくなります。私生活とのバランスを気にしながら無理なくやっていくことが大切です。